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落ちました世界遺産検定2級!!!!

あほたれ~~~~!!

 

原因はわかりきっていて本当にシンプルに勉強不足ですね。

いや、まぁ、問題集はやりこんだんですけどそんな世界の遺産100件程度覚えた所でやっぱり太刀打ちできなかったですね。建築家関係にヤマ張ったけど見事に外したし……

10月の通関士もどうせ駄目だろうと思ってましたが、よりダメだろうなという敗戦モードにすでになっております。よくないよ~気持ちで負けないで~

 

以前努力愛好家なことは語りましたが、年明けくらいからガス欠気味。

止まったら死ぬと思っていたけれど、凡人はそうずっと走り続けられないのです。

そして死にもしないのだ。気づいて怠惰になるくらいなら気づかないほうがずっと賢かったかもしれません。殺してくれ。

もしも凡人でも走り続けられるのならば、もしもゆっくりでも走り続けられることが『普通』であるのならば私は凡人以下なのです。面倒なのでそういうことにしておいたほうが良さそうです。努力する人たちがより美しく輝くし。

 

もう疲れてしまって努力をしない自分に嫌悪することも吐き気を催すことも頭痛がすることも恐怖することも今はないです今は。

よかったかどうかは微妙なラインで、最近仕事や外出が多くて、忙しくて、それで、

なんて言い訳ばかりですね。やっぱちょっと死にたくなってきたから(笑)(笑)

合格か不合格か以外には何の意味もないのに。

怒られちゃうかなぁ。でも多分何にも言われない。興味なんてないだろうから。

あぁ理想の人にはなれないし誰かの自慢にもなれないや、生きる価値がないのはわかっていても死ぬ気力がないよ。盾になりたい、貴方を守る使い捨ての廉価品。

今は疲れてて何にもできなくて休むのも下手くそでだからごめんね見捨ててください。

次はダイビング免許だけどこれは試験じゃないし受かるだろう。受かるよね?

世界遺産検定はうーん……せっかく勉強したしあと三問の壁なら次回超えられるだろうか?受けようとは思ってます。テキスト代がもったいないし。

 

ありがたいことに遊んでくれる人がたくさんいて3月の予定は完売御礼。

見たい映画や旅行の予定もあるしあんまり考えすぎたり責めすぎないようにします。

考えすぎてしまう質なので人生の処世術として意識して強制的に思考停止するようにしています。病院や職場でストレス値が高すぎると言われるのはもうこりごり。みんなそうでしょう?そんな目に見えないものの話はやめてちょうだい。シャットダウン。

衝動的な行いで泣かせてしまう人がいることくらい理解しているつもりだから。

ポキが食べたいなぁ。暖かいご飯の上で海鮮がぬるくなっていくのがたまらなく好きなんだけどきっと少数派。コストコの大きな海鮮、満足度は高いけどお値段も高いのがネック。

頭のいいひとたちのコンテンツや志の高い方々の活動を見つめるのは残念ながらまだ猛毒なのでゆっくりと、怠惰に寝そべりがながら時が来るのを待ちたいと思います。

 

次は6月かぁ

湿っぽい決意


きっと冬は駄目なんです。
冬に生まれたので冬に還りたくなるんです。

なんて言ったりみたりして。おそらく日照時間の低下や急激な気温変化についていけないだけなんですが。
とにもかくにも冬のこの時期は本当にメンタルが弱りやすくマイナスなことばかり考えてしまいます。

それに引っ張られているのかはたまた燃え尽き症候群とでも言うのでしょうか。
まったく、は言い過ぎですが勉強や学ぶことへのモチベーション低下が著しいです。
つい先日漢字検定があったのですがろくに勉強もせずに挑んだので非常に微妙な結果でありました。
受講したのは三級だったのでこれで落ちていたら相当恥ずかしいのですが結果が送付される四十日ほどふんわりとした不安と生きようと思います。
来る三月の世界遺産検定までには持ち直したい。最低限のノルマとして毎日必ず過去問を解くようにはしているのですが
いかんせん受験予定の二級は範囲が広いものですからもう少し勉強しなければ合格は難しいでしょう。
勉強や運動のできなかった日は酷く自分を責めて落ち込んでしまい、そしてまた気持ちが追い付かないまま何もできない。
焦燥感と無力感だけが募っていき気づけば予定はパンパンパン・オ・ショコラ。止まれば死ぬという強迫観念がひっそりと背後に忍び寄っています。
この悪循環から抜け出してあまり自分を責めないよう、共感者の皆様は一緒に頑張っていきましょうね。
まずは何もせず家でゆっくりとする日を作ることから始めましょう。暖かい紅茶を飲みながら映画でも見てね。

さて、メンタルも安定せず大した文章も思い浮かばなかったため長らくあいてしまったブログを
相も変わらず大した内容もなく更新している理由がございます。

それはひとえに文学フリマ東京への参加を決めたからに他なりません。
ええい待たれよご老人。参加申し込みは致しましたが抽選式となっています。
当選可否は三月上旬です。なんだか待ってばかりですね。

何もやってないという割には精力的ではないか。と思われる方もいらっしゃるかなと思います。
が、私の中では資格の勉強や運動以外の趣味活動は全て「やっていない」判定でございます。
何を言っているのかと思われるでしょう。何を言っているんでしょうね。
自分が好きでやることに苦痛を感じてはいけない、努力を努力だと思ってはいけない。というある種後ろめたさがあるのです。
これは決して人様には感じず思うことすらありませんが、自分となるとどうしても「遊んでいる」という感覚が抜けないのです。
だから私にとってゲームをすること、本を読むこと、裁縫をすること、文字を書くことは同義となってしまうのです。
もしかしたら誰にとっても同義かもしれません。大層な口ぶりで普通のことを言っているだけならどうぞ笑ってくださいね。
週末にはダイビングショップで研修を受け、友人と他愛もない話に花を咲かせ、家に帰って料理を作り旦那と映画を見る。
とても楽しく、幸せで、満ち足りて。だけどそんな日々が続くと、なぜかどうして私は私がなんの努力もしていない無価値な人間に思えてしかたないのです。
もっと努力をしなくては。もっと勉強しなくては、そう思うのに春に向けて素敵なワンピースを作りたいという裁縫欲にふらふらと負けそうになるのです。
着飾ってどうしようというのだろうか。中肉中背でマネキンにすらなれない体たらくで。

ここまで自語り、ここからも自語り。
個人ブログってそういうものよ。きっとそう。
不安定な精神で書いたのでどうしても湿っぽい文章になってしまう。どうかこのブログで誰も傷つかないでほしいとだけは思っているけれど。

文芸フリマの話に戻りましょう。
二次創作で文章を書き始めるよりずっと昔、まだ本当に心身ともに幼い時分より文字を書くことが好きでした。
保育園時代、作文で賞を頂いたあの日から私は文学が大好きなのです。
二次創作をする、できる人間というのは往々にして想像力が豊でありましょう。
誰しも一度はオリジナルの物語を空想するというのは過言でしょうか?
私にも脳にもいつまでも居てくれるイマジナリーフレンドのような物語がいくつかあります。
捏ねて捏ねて捏ねて焼き上がりを今か今かと待つ物語たちを世に出さなかった理由はやれ締め切りがないと書けないだの、リアルが忙しいだのと
例を挙げればキリがないけれど私は多分恐ろしかったのです。

私の物語がまったく手に取ってもらえない、誰にも見てもらえない。
きっと無くは無い寂しい現実を見たくなかったのです。

でもそれは例えば熱心な宣伝であったり、例えば親しい友人への無償配布だったり。
そういった努力や行動で変えていける部分でもあります。
そうして有難いことに読んでくれる人間がゼロということはなさそうだと、気づくことができました。
そんなこんなで決めた文学フリマへの参加。
数あるイマジナリーフレンドの中でも今回は手に取りやすく読みやすい短編集を書く予定で既に下調べをしています。
無事当選し、本格的に執筆活動に取り掛かった暁にはこちらでも多少の宣伝をさせていただきたく存じます。
自分の中の可能性や、何よりも私の物語が誰かの心を動かす様を見てみたい。
少しでも面白かったといってもらいたい。他者評価信仰の権化もここまでくれば立派でしょう。

文学フリマの当落に関しても漠然とした不安と期待、締め切りへの焦燥感をそっと抱きしめながら
欄干からの誘惑に耐えて日々を生き延びたいと思います。

お金を育てるキャラバンin静岡

※今回の記事は推しを神聖化する限界ヲタクさんの主観が大いに反映された記事なので閲覧時にはよくよくそのことをご留意いただきたい※

 

※また、筆者は三次元の推しが初めてであるため記事内外に問題点があれば指摘していただけると助かります。

 

タイトルの通り、今回は「野村アセットマネジメント」さんと「QuizKnock」さんが共同で行ったNISAについての講演会に参加したレポートである(以下敬称略)

講演内容についても触れるが基本的には推しである伊沢拓司さんがいかに素晴らしかったかを語る内容となっているので何を求めてこのブログを開いたのかよく考えてからスクロールして頂きたい。

 

 

筆者は伊沢拓司さんの熱心なファンだ。

始まりはオモコロチャンネルとのコラボで存在を知り、そこからQuizKnockのチャンネルを見るようになり、既知の友人の中にもファンがいたため一緒にコラボカフェやTDCコラボをライトに楽しんでいたのだが気づけば坂道を転げ落ちるようにファンになっていた。

彼らを知った当初から実は薄っすらと伊沢拓司さんの顔がめちゃくちゃ好みだということに気づいていたものの、三次元の人間を推したことがない筆者は目を逸らし続けていた。

どのジャンルにいてもその強すぎる思想で一人暗闇を徘徊する哀れな怪物の自覚があったので実在する人間を推すのが怖かったのだ。

閉まってくれんか、老いたこの身に眩しすぎる。

 

しかしその後彼ら牽いては彼の活動を目で追い、過去のエッセイや対談動画、コラムを読むごとにその文章力や表現力に引き込まれあっという間にファンになった。

確かな知性に裏付けされた彼の文章は繊細で力強く、推敲に推敲を重ねたであろう言葉選びと、時にニッチなジョークの一つさえ恐れず絡ませる彼の文章は時に冷たいナイフのように鋭く、時に静かな夜のように美しいと私は感じる。感受性の豊かなヲタクはただの文字列でここまで陶酔できるのだ、哀れ以外のなんであろうか?

顔良し器量良し頭良しときて推さない理由はないだろう。

 

二次元ヲタク時代から拗らせ系夢女子ではあったためファンの分類としてもリアコになると思うのだが、私は個としての認知ではなく『伊沢拓司』を応援している存在がいるということを認知してもらえるのが嬉しい性質である。彼の功績や彼の活動をファンとして支える、応援することで社会的にはもちろん彼自身の価値を高めるお手伝いをさせていただきたい。

コラボカフェを開催したなら現地で売り上げに貢献し、ファンクラブを立ち上げたなら一番良いコースにすぐさま申し込む。なるべく彼の出演する番組をリアタイし視聴率に貢献し、動画や記事にコメントを残す。

一連の活動がきっとファンができる最大の恩返しだと思っているが推し活は人それぞれ、人様に迷惑をかけないのならどんな好きでもいいんじゃなかろうか。もしも私が誤った道へ進みそうになっていたら必ず止めてほしい、いつの間にか魔女になっていた展開だけは避けたいものである。

完璧ではない貴方のその真剣な瞳に写る未来を見てみたい。草の根の隙間から偉大な存在に涙を流しながら身をやつしたいのだ強烈な光でどうか焼いてほしい。私は貴方の養分になりたい。

 

軽く彼への思いを綴った時点で相当にキマってしまっているのがお分かりいただけると思うが読者諸君はついてこられるだろうか。

一番はこんな筆者に付き合ってくれる友人、旦那に感謝である。

それでは本題である講演会についての話に移ろう。

 

今回は友人と旦那の三人で参加させていただいた。といってもこちらは事前抽選制である。

『めっちゃファンな私と、私からいつも弾丸トークを受けている友人、まったくQuizKnock知識のない一般人旦那が三人で行ったらおもしろいんじゃないか?』

という試みでの応募、無事に全員当選してなによりである。

なかなかに遠い道のりであったが無事に静岡に到着。

会場であるしずぎんホールは真ん中通路で二分割とし今回は前半分が使用されていた、既に会場の前方席は埋まっていたため一番後ろの席に着席。

開場15分で前方が埋まっていたことにショックを受けるが細かな表情はわからない距離であるものの人差し指程度の大きさで見られる距離であり、ファンイベやライブに比べるとものすごく近い。

前日から酷く緊張しており胃腸薬を飲んでの参加だ、この距離で逆によかったかもしれないと自分に言い聞かせ結果この席は大当たりだった。すぐ後に待ち受ける幸運を知らない私は左に友人、右に旦那という布陣で壇上に伊沢さんが現れるのを今か今かと待っていた。

 

暗転、歓声。壇上でスポットライトを浴びるのはこの世の神。

軽快な足取りとトークで現れた画面越しに何度も何度も見た推しの姿。

緊張と歓喜で胸がいっぱいになりぎゅっと手に爪を立てた。

 

登壇してからすぐに会場の雰囲気を和らげるためか、参加者の風邪対策を聞くといって伊沢さんは客席に降りてきた。

どんどん近くなる距離。壇上では照明の陰になっていた顔がはっきりと見える距離。

心臓が止まりそうな程脈打っていたのか、いっそ止まっていたような気すらする。

皆さん遠慮されたのか挙手がなく、

『僕と同じ体質ってこと?』

という伊沢さんの言葉に会場が暖かな笑いで包まれる(一言一句覚えているわけではないのでご了承願いたい)

すっと通った鼻梁と滑らかで健康的な肌色の美しい横顔がほんのすぐ傍で止まる。

人一人挟んだすぐ傍に。あぁ!傍に!傍に!

怖い、美しい、綺麗、好き、大好き、怖い、あぁ!

正気を保つことでいっぱいで。真っ白になる頭でただ泣きださないよう必死に掌に爪を立てた。

 

前の席の女性が手を挙げた。

気づいた伊沢さんは嬉しそうに走りより、私たちの席の横、空席だったそこを飛び越えた。

私の拙い文章でおわかりいただけるだろうか?

長い手足で私たちの座っている列の座席をひょいと飛び越えてすぐ傍に伊沢さんがやってきたのだ。

旦那のすぐ隣に伊沢さんは座り込み、座席の背もたれ部分に腕を置き、顔を置いて、

あぁ、手を伸ばせばすぐに触れられる距離に!

黒い瞳はまっすぐに優しく手を挙げた女性に注がれ、私が特に魅力的だと思う薄く整った唇が動き、話し、笑って。

マイクなしで『うん』と頷く声さえも聞こえる、吐息さえも聞こえる距離。

神はいませり。

こんなにも美しい存在がこの世にいるのだろうか?いました。

お母さまらしき方といらっしゃっていた女性の風邪対策を深堀してくださった伊沢さん。その後ぽつぽつと手が上がり、またしても座席をひょいと乗り越え遠くなっていく。

「貴方気の毒なくらい固まっていたよ」という友人談の通り私は石か何かのようにただ存在を消すことしかできない哀れな生き物であったが、確かにこの目で神をみたのだ。

愛したすべてがそこにあり、同じ次元に同じ空間に同じ時に存在していた。

もう死んでもいい、いや、死ぬわけにはいかない。

 

本講演はいわゆる参加型というのだろうか、QuizKnockらしくスライドショーに表示されるクイズに事前に配られた色分けされたクリアファイルを掲げて答えたり、挙手で意見を述べたりする形で行われ交流の側面が大きかった。

伊沢さんは始終優しく和やかなトークで会場を和ませてくれただけでなく会場をくまなく駆け回り、いろいろな人にマイクを向けてださった。

(個人的にはninjaといえば緑かなと思いますというkawasakiネタを突っ込んできたあたりが渋くて好きだった。途端脳裏に走るのはninjaに跨る伊沢さんの存在しない記憶。女性の多いあの会場で何人がkawasakiグリーンネタを理解したのだろうか。あの瞬間ほど過去バイク乗りであったことを感謝したことはない。尚筆者はhonda派である)

施設構造的に何度か私の真後ろも通っていただき、伊沢さんが走り去っていくときの微風さえ愛しかった(この感想が気持ちが悪いのは百も承知だ)

 

その後の質問では私も何度か挙手をしたが当てていただく機会には恵まれなかった、が構わない。

最初の質問のさい、まったく手が上がらず伊沢さんが少し困ったような声音で話されたことと、講演会前にbatonの方がリアクションがないと凹むということを強調していたことが頭に残っていたからだ。

話を聞き、関心を持ち、アクションを起こして伝えることが大切なのであって伊沢さんに選んでいただけるかどうかは二の次だった。

大衆の目に触れるという観点から動画やブログ等にコメントを残すのはあまり得意ではないのだが上記理由でこちらも頑張っている(本ブログも大衆の目に触れるものではあるのだが、こちらはまた毛色が違うのでここでは割愛)

大きな会場を見渡して、たくさんの選択肢があったほうがきっと喜んでいただけるだろう。

 

筆者は本講演に向けて事前に証券会社の口座を用意したり新NISA制度について最低限の知識を勉強していたため内容自体は既知のものが多かったが、新NISAの名前しかしらない、あるいは名前すら知らない。という方でもわかるような非常に丁寧な講演内容であった。

伊沢さんは勿論、野村アセットマネジメントの筧さんの説明もわかりやすく親身であったので投資に興味を持ってもらうきっかけになりえたのではないかと思う。

 

個人的には「つみたてGO!」という定額購入した場合と自身で投資するタイミングを選択した場合の損得等を比べられるゲームのコーナーがよかった。

メリットデメリットが実感としてわかりやすく、伊沢さんを含めた会場全体が気軽に参加できるゲームの体を成しており、ランキングが壇上で表示されるため大いに盛り上がった。更に上位3名にはその場で伊沢さん直筆サイン入り本の手渡しというプレゼントもあった。その場で、だ。名前のヒアリングも行っていたので書いてくださっていたのだろう(名前入りサイン本は転売防止の定石という話も伺っているので常識なのでしょうか?)

推しに名前を聞かれ、目の前で書いてもらえる機会に恵まれる。なんと幸せなことだろう。昇天。宝物。私が逝く時にはどうか棺に共に入れてほしい。

 

ここで全てが終わっても構わない意気込みで参加したが、所詮は凡人。

300名弱中102位という結果に終わった。ゲームにも関わらず株価が上下するたびに心労が大きかったのでやっぱりプロに任せるのが一番です。

上位3名の方は壇上にて表彰された。更に言うと今回はいろいろな要因が重なり上位5名までが直筆サイン本を頂ける名誉を手にした。この日の体験がきっかけでトレーダーになる未来も無きにしも非ず、どうか頑張ってもらいたいしいつの日か伊沢さんと対談してほしい。夢と妄想との区別がついていないのかもしれない。

 

アンケートに答えてた方には粗品をプレゼントもあり、その粗品野村アセットマネジメントとQuizKnockがコラボした投資信託の書籍である。

書籍です。冊子ではなくきちんと書店でも販売されているソフトカバー付きの立派な書籍。これが、タダ。懐の広さに震え上がった。

もうほとんど来場者プレゼントになっていたような気もするがしっかりアンケートにも答えさせていただき旦那と一冊ずついただいた。

 

総評として伊沢拓司さんのファンにはたまらない交流会であり、無料の投資信託講座としても入門編として過不足なく楽しく学べる講演会であった。

 

私はゴリゴリの文系であり、数字や計算は大の苦手だ(特異な文系の方申し訳ございません)

お金の計算にも苦手意識があり、未だにニコニコ現金払い主義でpaypayや電子決済の類は持っていない。

が、そうも言ってはいられない時代で資産運用はもっと身近なものとして意識し運用していく必要があるのは確かだ。

癇癪を起しそうなときやめげそうになった時は目を瞑りこの日のことを思い出そう。

網膜に焼き付けた私の現人神の姿を思い出し人生をより良いものにしていこう。巡り巡ってそれが推し活にも繋がる。豊かで安定した暮らしがあってこそ全力で彼らを応援できるのだから。

 

対象年齢が今回から引きあがったということで、今後はより詳しく投資信託や株式売買を実際に行っている人を対象とした講演会など一歩踏み込んだ講演会があったら嬉しいなと感じた。

勿論有料で構わない。前述したとおり難しい話、特にお金や数字の話が得意ではないからこそ普段から人に伝えることを仕事としているQuizKnockさんと投資のプロである野村アセットマネジメントさんのタッグで伝えられることもあるのではないかと思う。

『好き』から入りたいのだ、何事も。

努力目標達成と努力が好きすぎる話

明けましたねおめでとうございます。

1/1の記事は書き溜めであったためこれがリアルタイムでは初書の記事です。

デジタル書初めとでも申しましょうか。相も変わらずの好き勝手ですが本年もお楽しみ頂ければ幸いです。

 

さて、今年は長い正月休みをいただいておりまだ仕事も始まっておりません。

実家でダラダラと過ごしたこともあり今年の努力目標であった映画5本、本3冊が早々に達成目前です。

まず映画は

ヴィーガンズ・ハム

ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り
ワイルド・スピード/ファイヤーブースト
REBEL MOON PART ON:A CHILD OF FIRE

の4本を視聴いたしました。

基本的に続き物の記事を書く予定はないので上2つの感想をいずれ書けるといいですね。せっかくなので今日中になにか一本見て目標達成予定です。

 

本は年末から猫のダヤンシリーズを読んでいまして

ダヤン、わちふぃーるど
ダヤンとジタン
ダヤンと時の魔法
ダヤンとタシルの王子
ダヤンとハロウィーンの戦い←今ココ
ダヤンと王の塔
ダヤン、タシルに帰る

ダヤン、クラヤミの国へ
ダヤンと恐竜のたまご
ダヤン、奇妙な夢をみる
ダヤンと霧の竜

以上のような進捗です。

3冊は達成。今月半ばまで貸出期間があるので十分読み終わるでしょう。可愛いらしい世界観とは裏腹にかなり重めのストーリーで読み応え抜群です。ジタンはきっと初恋泥棒だが私は英雄が唯一弱みを見せる相手のほうに弱いのでダヤン派であり推しは枯れ木のウィザー・ローク。

 

さて、上記と並行して日々の勉強にもしっかり励んでおります。

優秀なインターネットトラッキング様のおかげ?で息抜きで見るtiktokにも勉強垢の動画がよく流れてきます。LINEはトークを盗み見ているという都市伝説染みたアレも私は一向に構いませんよ。ワタクシに合うようにカスタマイズしてくださいな。

 

勉強垢といえば家はもちろんカフェや図書館等の外で勉強をするという方も多いですよね。

私は家で勉強派で、家に一人紅茶なんかを啜りながら黙々と勉強するのが好きです。

三者がいると気が散ってしまうのですが、ほどよい監視になるという方もいて人それぞれですね。誘惑が多いに関しても個人的には外のほうが誘惑が大きい。

 

今ではそんな安心できる家ですが結婚するまで家とは私にとって寝る場所という認識でした。

家にいることが得意ではなく常に仕事か予定を入れており、椅子やテーブルは愚かカーテンすらありませんでした。希死念慮に魅せられているからといってあまりにも防犯意識が低すぎますよね真似しないでください。

上記のような思想だったにも関わらずなぜ今は家が好きなのか。

それはこの家が旦那の努力の結果、もしくは過程だからです。

旦那様は珍しく?変なところで昭和思考といいますか転勤族ながら家が欲しい方で、賃貸に住んでいる今もインテリアをこだわり家具を自作されたりディフューザーを買ったりと家を心地よい空間にすることに余念がありません。(合わせて掃除ももう少ししていただけると助かるんですがね)

二人で住むにも十分な大きさのこの家に帰ってきたいと思える、帰ると安心する空間にされたのは間違いなく旦那様の努力の結晶なのです。

そう考えると家が好きになったことにも説明がつく上に自分の理念もそう変わってはいないようです。

貴方の努力を賞賛しましょう。甘受しましょう。守りましょう。

貴方の努力の巣で私は今日も飯を炊き、風呂を沸かし、暖かく出迎えるのです。まぁ朝から晩まで働きにも出ているのですが。

更に言えば家に入ることは一度として望まれず許されてはいません。はにゃ

あぁ物価高が止まらず余生のためにも莫大な金が要る世間のせいでしょうか?は?わたくしの嫁力に難があるのではないかですって?御冗談を。

 

まぁ多少の愚痴が入りましたがこのように私は相当な努力信者です。

努力は絶対に報われてほしいという強い思いがあります。

けれど諸行無常の鐘の音かな、全ての努力が報われるわけではないんですよね。

勿論結果の伴わない努力など意味がないと切り捨てることもできるし世間様はきっとそうおっしゃるだろうけど、努力した過程や努力そのものが認められたり褒められたりしてもいいじゃないかと思うわけです。

なので周囲の挑戦は応援しますし、どんな小さな努力でも手放しで褒めます。今朝は早起きができた?素晴らしい!

これって駄メンズウォーカーの思想だったりしますか?もう何もわからない。

 

貸した金は返ってこないものと思えという世論と同じくらい、自分のしてほしいことを相手にもしてやるべきだと言われているんじゃなかろうか。少なくとも私の持論ではそうだ。返ってきたことがあるかどうかの話は止そうじゃないか。

私を見て自分を卑下したり、息が詰まるという方も居て直接言われたこともままあるのですが、結構驚く。

何故ならまったく求めてはないからです。私が努力する事と他人が努力することはまったくの別物でなんの関係もなくないすか?!別に努力しないことは責めないし求めることもしないです。どんな貴方も好きですし、言ってしまえば興味もないのかも。

努力する私を重用して誇らしげに歩くような人が好きだから。

基本的に人が好きなので努力している姿を観測できたなら1好きだったものが50になるだけです。上がり幅すごいな。

諦めてしまっても挫折してしまっても下がることもありません。努力とは険しく厳しい道であり、挑戦したことに賛辞を贈りたい。お疲れ様素晴らしい行いでした。

まぁそんなこんなで私は努力している人の過程に酷く惹かれてしまうのです。LEDにも集る私は虫にも劣る哀れな生き物でしょうか?

 

自分自身、努力を目的としているところが多少なりともあって、これはあまり良くないなぁと我ながら思うのです。もちろん、人に優しく自分に厳しいを信条にしておりますから最低限結果が出るようにはしておりますが追いつめているというほどではなく。

まぁ、どこまで結果を求めるかはメンタルの強い弱いの話にも繋がりますから程々に恥ずかしくない程度の結果は出しているつもりです。

努力の末の結果が欲しい。その結果で何かをする。というその先を考えていないことが多いです。

わかりやすく言えば、ダイビング免許や潜水士の資格を取ってもダイバーを仕事にしたいわけではないんですよね。

上記資格は結構趣味に重きを置いているし、レックダイブ(沈没船ダイブ)なんかができるようになるので決して無駄じゃないんですが、今度受ける通関士とか受けたいなと思っている管理栄養士とかをとっても別にそっちの道に進みたいというわけではないんです。

可能性を広げるといえば聞こえはいいけど中途半端と言われればその通り。

未来への展望も渇望もないけれど、資格取得及びそれに付随する努力という万人から賞賛されるであろう行いそのものが好きみたいなところがあります。不純な動機だなぁ。

 

それでもまぁ、何かしら活きてくる瞬間っていうのは結構あるもんで。

人生で一度でも使う機会に恵まれれば私的にはもう元が取れちゃうんですよね。

貴方が居てくれてよかった!そういわれることを至上の喜びとしているわけです。努力は未だ見ぬ貴方の為に。

今日も頑張りましょう。

抱負

この記事の口調はですます気分。まぁちょいちょい崩れる。
新年あけましておめでとうございます。

皆様抱負って決めてますか?
私は設定厨なので毎年決めております。
2022年、2023年は年一での資格取得でした。
それぞれネイリスト3級、世界遺産検定3級を取得しています(まぁ世界遺産検定の合否は1月だけどテストがあったのは12月かつ自己採点合格だったのでセーフです)
2024年はよりその目標にフォーカスしてみました。

2024年の抱負:資格を取得する
漢検3級
世界遺産検定2級
通関士
・ダイビングライセンスC

上から2月試験、3月試験、10月試験ですね。
漢検3級は勉強すればするほどこれは一般教養の範囲内だなぁと強く感じます。
公式には中学校卒業程度とあるのですが、最低限このラインがクリアできていれば社会で恥をかくことは減るのではと思います。
決して義務ではないけれど受けてみるのはおすすめ。難易度も優しく、初見の問題もスラスラ解けるので久々の勉強という方にもとっつきやすいんじゃないかなと思います。
解いていく中で間違って覚えていたことや新しい気づきがあるかもしれません。
使わないだろと思うような漢字の部首なんかも、普段何気なく使っている漢字の成り立ちなんかが見えてきて面白いですよ。

世界遺産検定については元々旅行が好きだったので覚えてたらお得だなぁという気持ちで勉強したらやっぱり楽しかったというお話。
基本的には一人旅ばかりですから、自然とそういった観光名所に足を運ぶわけですが不勉強かつ語学知識に乏しく。
世界遺産ではないのですが上海の豫園に赴いた際、あたかもツアー客のように後からきた団体客に紛れてしまったのですがガイドさんの言語を理解できなかったので事なきを得ました。
タダで頂いてしまっては申し訳ないですからね。まぁそんな経験があったりなかったり。歴史や文化がわかればその地で想いを馳せることもできるのに勿体ないと思ったのが学習意欲につながっています。
上記で触れたとおり3級は合格見込み。2級は範囲が広がりグッと難易度が上がったのですが同じく楽しく学べています。
よっぽど治安の悪い国でなければ旅行はどこでもへでも行ってみたい派なのですが、勉強していく中で「ヴィエリチカとボフニャの王立岩塩坑」と「アーヘンの大聖堂」に惹かれています。是非ともこの目で見てみたい。
日本の世界遺産も実際に見てみたいという気持ちが生まれたので今年は国内旅行もできたらいいなぁと思っております。
まぁ国内はちょこちょこ出歩いてるのですが。

上二つはQuizknockメンバーが持っている資格だったりして、漢検はまさしくファンの方に誘われたのがきっかけで受けることにしました。
推し活で資格取得ってしみじみ変わってておもろいなと感じます。推しと同じ資格を取得してオソロにしちゃおう!
動機が何であれ努力することは素晴らしいことです。

ダイビングに関しては持病があるので主治医と相談。問題なければ早くて1月中。遅くても2月には取得予定です。パッケージがあるからね。冬は海が冷たいので料金も安いし。
通関士は所謂難関国家資格なので正直かなり望み薄ですが、諦めては試合終了ですよと内なる悪魔が囁きます。そうお前は悪魔だ。
職業柄取得者が多くアドバイスを頂けるのがありがたいですね。3月の試験が終わったら死に物狂いで頑張る予定です。


上記の絶対やるぞ~!みたいなのとは別にできたらいいな~という努力目標も定めることにしました。
サブミッションですね。できたらラッキー。自由度の高いオープンワールドより指示が細かく乱立してる箱庭ゲームが好き。

2024年の努力目標
・早食いを直す
・運動習慣をつける
・英語を覚える

下2つはもう通年言ってるので言うことないですね。多分大体の人がやりたいな~、できたらいいな~くらいで思ってるんじゃなかろうか。
早食いに関しては本当にみっともないし身体に悪いので治したいですね。
口いっぱいに頬張るとかかっこむとかそういうことはしてないはずなんですが、ご飯うめぇ~ってしてると気づけば他の人より随分早く食べ終わっています。
同行者にペースを合わせて食事をするのもマナーの一つなんで早めに治したいですね。その割に努力目標。
まずは咀嚼を意識することからかなとは思いますがかったるいな、食事くらい自由にさせてぇやという気持ちと、純粋に飯が上手いほうに意識を取られすぎて気づいた時には時すでに遅し。
うーん、書けば書くほど恥ずかしい。がんばりましょう。

更に目標ではないのですがなるべく映画と小説を嗜むようにしています。
去年の目標数値は忘れてしまったのでなんともいえませんが達成したんじゃなかろうか?今年からはブログが覚えててくれるので楽ちんですねぇ。
また、去年の本の読破目標が達成できたのは間違いなく雨穴さんのおかげですね。新進気鋭のミステリー作家さんです興味があるかたは是非検索を。

2024年は
映画5本
本3冊

としておきましょうか。
映画は配信サービスでの視聴も含み、本は一般誌っていえばいいんでしょうか。漫画や同人誌を除いたもののみカウント致します。
年末年始バフがかかるのでサクっと達成できそうではありますが何事もほどほどに。
昨年のものも含めインプットしたものをブログにアウトプットできる年になるといいですね。
なにせ更新しはじめたのが最近ですからほぼ今年から状態ですが、本年も何卒宜しくお願い致します。

TALK TO ME

Xで見かけてから気になっていた「TALK TO ME」仕事納めのその足で劇場に向かいなんとか年内に見に行くことができた。

なかなか思うところのある内容でしたが概ねよかったんじゃないかなということで以下多量なネタバレを含む個人的な感想です。

 

2年前の母の死と向き合えずにいる高校生ミアは、友人からSNSで話題の「90秒憑依チャレンジ」に誘われ、気晴らしに参加してみることに。それは呪われているという“手”のかたちをした置物を握って「トーク・トゥ・ミー」と唱えると霊が憑依するというもので、その“手”は必ず90秒以内に離さなければならないというルールがあった。強烈なスリルと快感にのめり込みチャレンジを繰り返すミアたちだったが、メンバーの1人にミアの亡き母が憑依してしまい……。

eiga.com

 

悲劇に酔う

しかも悪酔いである。

全編通して思ったことはミア(主人公)は自分勝手すぎ。だった。

主人公は鬱の母親を亡くして二年。母親の二周忌(と便宜上させていただく)から始まりジェイド(友人)宅に上がり込む描写から始まる。

ライリー(弟)を迎えに行ったり、スー(友人)の母に手伝いを申し出たりと好意的ではあるがこの主人公。あまりにも距離無しすぎる。

 

作中、手の保持者であるヘイリー(友人)に「あいつって誰にでもベタベタしてくる」と揶揄されるシーンがあるがまさにその通りで、泊めてくれるジェイドの彼氏、ダニエルへのボディタッチを頻繁にする描写がある。

初めての降霊術の後怖がるライリーを抱きしめて眠る、ライリーが入院後ダニエルを家に招いて二人きりになる(しかも彼は元カレである)など、他者のパーソナルスペースを侵略しまくっている。

勿論、前者は安心させたいという気持ち、後者はいとこ宅に泊まると嘘をついたダニエルの言い訳を作るためと共犯者同士安心したいという好意を前提としているのだろうが自分が寂しいから、安心したいからという下心があまりにも明け透けすぎる。

後半、ジェイドにライリーがああなったのは「お前のせいだ」と言われた時の狼狽については見るに堪えない。正論だろう。9割9分ミアのせいでは?

降霊術でライリーに母親もどきが下りてきた際、手を握り帰さないようにしたのはお前ではないか。

展開として仕方なく、全員に罪がないとはいえないながらもその後もミアに付き合う(または付き合わされる)周囲があまりにも善人に見えて気の毒でしょうがなかった。

特に娘の友人を心配して泊めたスーや娘の心情を慮った父親にほぼ非はないと思うのだが……

 

家族だと言ってくれたライリーや快く泊まりのしかも連泊を許しているスーに対しての気づかいや感謝が薄く、あんな状態になったライリーを見てしたことはジェイドの彼氏兼元カレを家に呼び、添い寝した挙句一人で手を使うことだった。どこまでいっても母親が死んでしまった独りぼっちで可哀そうな私なのだ。父親と話すとかできなかったんですかねとは思うが思春期では難しいこともあるだろう。そんなこといってる場合かぁ!?

あまりにも父親や友人宅が報われない。

ミアにとって最愛の母親は父親にとっての最愛の妻であり苦しんでいるのは一人ではないのだが、この年齢ならしょうがないのだろうか。和解シーンを見るに父親との仲も悪くなかったように見受けられたのでやはり責任逃れをしたい、また他者に責任を押し付けたいミアの心情が強く出ているように感じる。

これはミアに限らず誰が抱いてもおかしい感情ではなく、それがより一層強く表れる思春期の表現の仕方がうまいと感じた。

乱暴に言ってしまえば脚本は勿論、ミア役のソフィー・ワイルドの人をイラつかせる演技がうまいのだ。

 

少し脱線するが、人を不快にさせる、イラつかせる演技というのは本当に難しく相当に高い演技力が必要とされると私は考えている。感動や悲劇と違い明確な型がないからだ。

「THE GUILTY」という映画の主人公は上記演技に関して私の中の最高峰である。観賞したのはアメリカ版。いずれは上記映画の記事も書けたらいいなとは思っているので興味がある方は是非観賞してみてほしい。

 

話は戻って次にスポットライトを当てたいのは、手の所有者であり悪友らしいヘイリーとジョス。

パーティーを開き酒を飲みながらガラ悪く煙草をふかし、降霊術でおかしくなった他者を撮影しその醜態を嗤う。いわゆるヒール系のカースト最上位キャラ。

私はそういうキャラクターが大好きだ。

特にヘイリーを演じられたゾーイ・テラケスの容姿や演技は役にばっちりハマっていた。

ジェイド宅で高校生組全員が降霊術に耽るシーンはなかなかに過激で見ごたえがあり、カースト最上位と同じことをしてみんなで盛り上がる高揚感が非常にうまく表れていたのではないだろうか。

椅子に拘束されおかしくなる上位者を撮影し、90秒後には本人も含め全員が手を叩いて笑うシチュエーションは倒錯的で私のフェチにガン刺さりである。

ありがとうございます大興奮です。上記シーンだけで元は取れた。

手は焼いてくれ、幸運を祈ると言って二人は終盤に退場した。展開はありきたりではあるがこれ以上は蛇足だろうし不満もない。

 

ラスト、ライリーを助けると言いながら尻込みし、冒頭のカンガルーと同じく他者に轢かせようとしたところもミアの他力本願が一貫して描かれており非常に好感触。

自身が招かれる側になるのも非常に良かった。

対比で描かれているそれぞれの家族のその後もミアの妄想等ではなく真実なのではないだろうか。これは巻き込まれた人々には幸せなオチを迎えてほしいという私の願望だ。

が、90秒を超えた降霊術を行ったのはミアが最初でそのミアは死んだ。

ジェイド曰く終盤のライリーは正常に目を覚ましており、ミアがライリーを殺そうとし悪霊になったライリーと話していた時も、目を覚ましたライリーが怯えた目で見上げているカットが入っていた。根拠としては十分ではないだろうか。

善き人には幸せになってほしい。母親に続き娘に殺されかけ結局は失ったミアの父親はもうどうしようもなく悲劇だが。

 

総評

 

悲劇のヒロインに酔い兎に角自分ファーストな癖に責任を負う気はない他力本願なミアに振り回される人々を95分間追うことになる。

思春期の思い込みの強さ、かたくなさ、独り善がりともいえる視野の狭さ等がうまく表現されている。感情移入型の観賞者にはあまり刺さらないかもしれない。

が、ノリのいいクラブミュージックと共に展開される話の内容は悪くなく、上記思春期のアンダーグラウンド的な表現や設定もよかった。同士諸君へ降霊術シーンはぜひともお勧めしたい。

期待値が大きかったせいもあるだろうが内容的に通常料金で見るにはレイトショーやサービスデーで見る分には満足できる映画だったのではないかと思う。

かくいう私もサービスデーで1,300円で観賞し満足できたので週末や平日にふらっと見に行くのはいかがだろうか。

 

ご無沙汰しております

ふと思い立ちこうしてブログを書いている。

きっかけは今ハマりにハマっているQuizknockのファンクラブができたことではないだろうか。
こちらに不定期更新のメンバーブログというコンテンツがある。
このコンテンツ不定期とはあるものの非常に更新頻度が高く、推しである伊沢拓司さんは開設から毎日投稿を目標にされている(そしてされている)
多忙極まる芸能人の身でありながらなんとも有難いことである。
また、古よりヲタクをやっている身としてはブログでたくさん文字を読める方がなんとなく嬉しい気持ちになる。
長ければ長いほどその人の考えや気持ちを考察する余地が生まれるからだ。
勿論長い文はそれだけ人に読ませる力や興味を引く話題が書けるかどうかという文章力も試されるが問題ない。私は彼の文章の大ファンなのだ。

推し語りはほどほどに、このブログについて触れようと思う。
最新記事は2018年。5年もの月日が流れそして止まっていた。ここは平成のままでいてくれたのかそれともブログ全盛期を生きたわりにちっともHTMLを弄れない私が取り残されているのか。
当時の最新記事であるsearchも今年2が発表され劇場に足を運んだ。
こちらも私の人生至上トップ3に入るレベルの傑作であったのでいつか記事が書ければと思う(過去のように見出しやらなにやらあんなにも整った形で書けるかは疑問だが)
当初このブログは映画や小説の感想を書いてアフィリエイト収入を得る予定で開設された。
ヘレディタリーの試写会に当たったのが大きな影響だ。試写会に参加したという経験は忘れがたく今でも貴重な思い出の一つとなっている。その節はありがとうございました。
今後も映画や小説の感想も書く機会はあると思うが基本的には完全に日記と化す予定だ。
内容はネットスラング的に言えばチラ裏。こんな長さの文がチラシの裏に書かれていたらそれはもう軽い事件である。投函されていたそこの貴方お逃げください。
Twitter現Xにおいてもいちいち140字ギリギリまで書いてしまいがちな私は恐らくブログのような半壁打ちかつ長文で書けるスタイルの方が性に合っているのだろう。
つらつらと長文を書いていくのは個人的にとても楽しくすっきりする。
どこに行っただの何をしただの何を食べただのと本当にどうでもいいことを長々と綴る予定だ。日の目を見ることのない画像を添付してみるのもいいかもしれない(可哀そうな私のInstagram。月1更新さえ守られずネイルの写真も溜まっていくばかりである。美容系の情報収集には非常に役立っているのでどうかご勘弁願いたい)


インターネットリテラシーの重要さが叫ばれる昨今、昔ながらのブログというのは個人情報駄々洩れの非常に危ういコンテンツかもしれないとは思いつつ
FacebookVlogが当たり前となった今日では私の考えが古いのかもしれない。どんなものにせよ人様に安易にみられるインターネットに投稿した時点で全ては自己責任だろう。その一言で片づけるとはなんと横暴か!
文体も作法も一人称も投げうって自由気ままに思ったこと感じたことを書いてみたいと思う。これは誰某に見せることを前提としていない個人ブログなのだから。
あえて言及すべきではないとさえ思うが念のため、誰かを傷つけたり過剰に攻め立てるような所謂偏った投稿はしないことを誓う。万人受けしなくてもいいが攻撃したいわけではない。貴方の趣味嗜好に合致せず賛同を得られなくとも心穏やかにブラウザバッグできる範囲の内容をお約束したい。
誰かの為ではなく自分の為にしてみてもいいと思える数少ないことの一つかもしれない。そんな私はENFJ-T。ブログ万歳である。

もう年の瀬である。
今年は長い正月休みを頂いているものの、万年金欠の小生は読書と洒落こむ予定だ。高い市民税の元を取るため足繫く図書館に通う。
当初は京極夏彦さんの百鬼夜行シリーズを読もうと思っていたのだが、旦那の好きな猫のダヤンシリーズを読んでみようかと思ってる。
彼はあまり文を読むことを得意としていないので主にビジュアルが好きなのだが恐らくそちらが大多数だろう。
リアルとデフォルメの中間具合がなんとも可愛らしくて私もダヤンは好きだ。彼の名前はダヤン、まだ何も知らない。
近所の雑貨屋にダヤンの大きなコーナーがあり通りかかるたびに旦那はそこで足を止める。
あまり代り映えはないが何度見ても可愛らしいグッズを真剣に眺めている姿が愛おしく何かプレゼントしようか?と提案するもいつも首を振る。
どうやら自身の仕事と結び付けられないか考えているらしいことを教えてくれた。彼の職業的にそう非現実的な話でもないので実現したら素敵である。
数あるダヤングッズの中でも特に大型のタペストリーに心惹かれていたようで帰ってから何度も検索していた。後に大型のパズルも見つけたようで布団に入る私に見せてくれた。大いに素晴らしい枠も併せて是非購入してほしい。私はパズルが大好きだ。
パズルといえばボードゲームも趣味の一つだ。「宝石の輝き」というボードゲームで昨日は珍しく私が勝つことができた。長くなってきたのでまたこれも追々話そう、といってもあまり語れるほどの知識はないのだが。まぁ楽しいクリスマスを過ごせたということが伝われば幸いだ。
来年の抱負記事を書き溜めながらここらで締めようと思う。

皆様よいお年を。